文字サイズ
標準

全国生協連について

業務改善への取組み

業務改善に向けた取組みの進捗・改善状況について

全国生協連は、2008年1月18日付でお知らせいたしました「共済金のお支払い問題」を二度と発生させないよう再発防止策の徹底と支払管理態勢の強化に努めております。
本日は現時点における業務改善に向けた取組み・改善の状況についてお知らせいたします。

当会といたしましては、今後とも「計画、実行、評価、改善」という業務改善サイクルの継続的な取組みを通じて業務品質の改善・向上を図るとともに、その進捗・改善の状況について、適宜、お知らせしてまいります。

代表理事 吉井 康二

業務改善の状況は次の通りです。

1.支払管理態勢の再構築

(1)組織体制の見直し

  • ア.内部監査部門の新設
    コンプライアンス態勢が有効に機能しているかをチェックするとともに、業務の妥当性・正確性・適法性等について検証するために内部監査部門として「内部監査室」を新設し、再発防止に向けた取組状況の進捗徹底を図っています。

    (2007年10月より実施)

  • イ.苦情対応管理部門の新設
    ご加入者の声・意見を真摯に受け止め、経営に活かすために苦情対応管理部門として「CS推進部」を新設しました。ご加入者の声・意見を業務品質の向上、共済商品内容の見直し等に活用していきます。

    (2007年10月より実施)

(2)適切な業務プロセスの整備

  • ア.共済金支払いにかかる業務プロセスの抜本的な見直しを行い、業務プロセス上の問題点、リスクの洗い出しを完了し、新たなプロセスにより業務をすすめています。

    (2009年4月より実施)

  • イ.共済金支払い後に実施している支払漏れの有無等の検証を行う担当者を増員し、事後検証機能の強化を図っています。

    (2007年10月より実施)

(3)規程・マニュアルの見直し・整備

  • 新たに構築した業務プロセスを反映した規程・マニュアルを整備し、正確な業務処理の徹底を図っています。

    (2009年4月より実施)

2.コンピューターシステムの整備

(1)保障項目(死亡、後遺障害、入院等)のチェック漏れを防止するための検索システムを稼働させています。

(2008年1月より実施)

(2)支払い登録時に次の機能を追加し、システムによるチェックを強化しています。

  • ア.支払い対象とする共済の種類を自動的に選択する機能

    (2007年9月より実施)

  • イ.入院支払限度日数と在宅療養共済金の支払いにかかる期間計算機能

    (2008年4月より実施)

  • ウ.傷病名の検索機能

    (2008年4月より実施)

  • エ.診療報酬点数に基づく手術共済金の自動計算機能

    2008年4月より実施)

  • オ.がん確定診断共済金の支払いメッセージ表示機能

    2008年4月より実施)

  • カ.入院日数計算時の注意喚起メッセージ表示機能

    (2008年4月より実施)

(3)過誤入力を防止するため、システム画面上に注意喚起メッセージを表示しています。

(2007年7月より実施)

(4)的確な支払処理を行うため、医療機関が発行する診断書の電子化を支援する取組に参加しています。

(2008年4月より実施)

(5)役職員に対して、追加した機能についての研修を行いました。

(2007年9月、2008年4月および2009年1月に実施)

3.共済金のお支払いに関するご案内

(1)共済金支払い時にご加入者へお送りする「共済金お支払いのご案内」に他の共済金を漏れなく請求されているかを確認いただく旨の案内を記載しています。

(2007年4月より実施)

(2)共済金支払い請求受付後にご加入者へお送りする共済金請求書に「通院共済金」の請求漏れを防止するための案内を記載しています。

(2007年6月より実施)

(3)全加入者に毎年定期的にお送りしている「ファミリー倶楽部」に「共済金のご請求についてのお願い」を記載し、共済金請求に関する情報を提供しています。

(2008年2月より実施)

(4)共済金請求に関する情報を常時提供するため、ホームページ上に「共済金をご請求の方へ」を掲載しています。

(2008年8月より実施)

これまでの取組み