全国生活協同組合連合会は、「非営利主義・最大奉仕・人道主義」を事業哲学に掲げ、共済事業を展開し、共助社会の実現を目指しております。
社会性・公共性の高い事業を行う組織として、法令遵守はもとより、その社会的責任を自覚しコンプライアンス態勢の整備に取り組むことが求められており、組織として遵守すべき行動の基本原則として「行動憲章」を制定し、さらに「行動憲章」に基づく全役職員の行動指針として「倫理綱領」を制定しております。
コンプライアンスの推進を重視した組織風土を醸成し、共済加入者等をはじめ社会一般から信頼・信用される組織づくりを行い、全役職員1人1人が高い倫理観をもって行動し、誠実で公正な事業運営を行うことをここに宣言いたします。
全国生活協同組合連合会
行動憲章
- 1.法令、社会ルールを遵守し、その背景にある立法の趣旨、精神を理解し、誠実に行動する。
- 2.有益な共済制度・サービスを個人情報の保護に十分配慮した上で開発・提供し、共済加入者等の満足と信頼を獲得する。
- 3.公正、透明な業務活動・取引を行う。
- 4.共済加入者等はもとより、広く社会とのコミュニケーションを行い、積極的な情報開示を行う。
- 5.職員の人格・個性を尊重するとともに、安全で働きやすい環境を確保する。
- 6.社会の一員として積極的に社会貢献活動を行う。
- 7.社会の秩序や安全を脅かす反社会的勢力及び団体とは関係を持たない。
- 8.行政と健全かつ公正な関係を維持するとともに、政治的中立を確保する。
経営者の宣言
全国生活協同組合連合会の経営者は、本行動憲章の精神の実現が自らの責務であることを認識した上で、率先垂範して組織内における周知徹底と遵守を図る。
また、本行動憲章に反する事態が発生した時には、自ら原因を究明し、再発防止に努めるとともに、迅速かつ的確な情報の公開と説明責任を遂行する。
倫理綱領
1.法令・諸規則の遵守
生協法をはじめ業務上必要なあらゆる法令、社会ルール、当会の諸規則について、その趣旨を理解し、その遵守に努めます。
2.健全な社会常識と倫理感覚
お客様及び広く社会から信頼される職業人として、健全な社会常識と倫理感覚を保持できるよう不断の研鑽に努めます。
3.適切な情報開示・説明
提供する商品・サービスの内容や当会の経営情報について正しく開示し、説明します。
4.適切な情報管理
業務上知り得た個人情報について法令等に従って適正に取り扱います。
5.公正、公平な取り扱い
全てのお客様の公正、公平な取り扱いを確保します。
6.公私のけじめ
業務遂行に当たって、常に公私の別を考えて行動します。
7.人権の尊重
人権を尊重し、差別やハラスメントの発生防止に取り組みます。